漢方に「副作用」「慣れてしまう」ということはあるのか?

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こんにちは!女性の体質改善アドバイザー西村です!

 

今日は漢方のいろいろについてお話ししたいと思います。漢方は穏やかな薬効だと思われているけれども「副作用」はあるのか?漢方を飲み続けることで「身体が慣れてしまい、効かなくなることはあるのか」ということについてお話しします!

 

目次

  • 漢方にも副作用は存在します
  • 漢方に身体が慣れてしまい、効かなくなるということはある?

 

漢方にも副作用は存在します

 

穏やかな効き目で副作用がないと思われがちな漢方。

そんなことはないのです。身体に合っていないものを服用すれば、副作用が出ることもあるのです。

 

冷えている方は感覚が鈍感になりがちで、少々配合が身体に合っていなかったとしても、あまり変化を感じられない方もいます。

逆に肝臓、胆のうに熱がこもっている方は、少しの生薬の変化にもとても敏感で、一味合っていない生薬が入っていただけで体調が悪化したり、逆に一味加えることで身体が劇的に変化することもあります。

 

いずれにしても、自分の身体に合っていない生薬を服用した場合は、頭痛がする、下痢する、動悸がするなどいろいろな形で副作用が出ることもあります。

 

これは服用する漢方に限らず、よもぎ蒸しも同様。やはり自分に合っていない生薬で蒸されると副作用が出ることもあるのです。

 

ただ、間違えてはいけないのが「瞑眩(めんげん)」と「副作用」の違い。

 

瞑眩とはよくなる前触れに出る症状のことで、良い方向に体調が向かうこともあれば、下痢や頭痛などのように嫌な症状で出ることもあります。だいたい服用してすぐ~1週間のうちに出るのが瞑眩です。

 

また、瞑眩の場合には、嫌な症状も出るけれども、一方で改善する症状などもあります。身体が思いっきりだるいんだけれども、その1日後はとてもすっきりしてくる、などです。

 

それに対して副作用はいつまで経っても嫌な症状が消えません。

 

見分けがつきにくいので、もしお悩みの症状があれば相談してみるのが一番です!

 

 

漢方に身体が慣れてしまい、効かなくなるということはある?

 

これは端的に言ってしまえば「NO!」です^^

きちんと自分の身体に合った処方を飲めていれば、少しずつ身体は快方に向かいます。

もちろん季節にとって身体は変化するので、季節による微調整は必要ですが、少しずつ身体は快方に向かい、自己治癒力が高まってくるのが漢方です。

 

ではなぜ漢方が慣れてきているかも?!と感じてしまうのか。

 

漢方を飲み始めた当初は、いきなり漢方の薬効が変わってくるし、相当お悩みが強い状況でいらっしゃるので、変化を感じやすいものです。

例えば体調が一番よい状態を100%としたときに、最初は20%くらいの状況で漢方を飲み始めたとしましょう。

 

漢方を服用しはじめて、50%くらいまでの体調に戻るのにはそんなに時間はかかりません。(病状によります!)

 

ただ、50%の状態から80%までの体調に戻るのにはそれなりに時間を要するものです。

 

それはどれくらい長く患っていらっしゃるか、にも比例することが多いです。(産後うつは別です(;´・ω・))

 

漢方、よもぎ蒸しいずれもそうなのですが、体質を改善して、自己治癒力をしっかりと保てるようになるまでにはそれなりに時間がかかるものです。

 

「継続は力なり」

 

この言葉が一番大事なのデス!

 

 

 

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